「育児休業給付」を引き上げるのはいいんだけど、本当に必要なのは、育休を取るなら辞めなきゃいけないひとと、休まれることで仕事量激増のスタッフの手当補償なんじゃないかしらんと

厚生労働省は10月25日、育児休業中の人の所得を補う「育児休業給付」の支給金額を、引き上げる案方針を固めた。現状は育休前の給料の50%相当を支給しているが、育休当初半年間に限り、3分の2に引き上げるという。


私は医療しか縁がない世界で仕事をしているので普通の会社や公務員のことは分からないけど(医療でも公務員待遇の人は多いけどこの際省くね、詳しくないので)

幸い今の職場は産休に育休は取れるんだけど
(もちろん看護師限定、、、一般職やもちろん医師は不可能w)
産休を取ったからと言って、職場にスタッフ補充がある訳でもないので
例えば10人スタッフの所で、1人出産が絡むと常勤スタッフが常に9人になる。
それをシフトで回すので、テレビドラマみたいに毎日同じ看護師が休みなく365日勤務する訳ではないので、実際に働くのが5〜6人程度となり、さらにたまに本人の病気だ子供の急な発熱だとなると、さらに一人欠ける。

突然休んでも、業務の申し送りも必要なければ、仕事も問題なく回るような、、、所ではいいのだけれど、産休育休お互い様とはいえ、既に子供を産み育て終わっているスタッフにすればいい迷惑だし、仕事量は同じでスタッフが減るのだから、勤務は辛くなるし、だからといって10人分の報酬を9人で分ける訳でもなく、際限なく残業手当が出る訳でもなく。

育休を取れるような職場や会社員公務員に手厚くするより、、、
そういうのが取れない、もしくは育休=会社退職って人と、しわ寄せが来る人にむしろ国が金を出してくんないかなと思うんだけどな。

会社入って続けざまに3人産んで、十分に育休産休を取って、職場復帰。
初期研修すらろくに指導も受けていないのに、立場は立派な5年目中堅スタッフとかじゃぁ、、、
正直ムカツクじゃん?

医者だけじゃなく、看護師も、、、
あんたら、高給だし再就職もすぐにできるじゃん。
一般事務職や公務員と同じようなこと言わないでよね!
と、逆切れされるような気もしますが
財源は確か雇用保険なので。。。
給料から嫌でもむしりとられているし、所得が多ければそれだけ所得税も払っているので、、、医療職だって育児休業手当をもらう権利は堂々とあるのだけれども。。。

普通は、、、
現場の他のスタッフのことを考えると。。。
辞めるよねと。
(医者は、さっき書いたように、当然辞めるべきってなりますけどね。。。頭数が少ないので代わりがいないわけだしさ)
失業保険も何故か医者だと絶対に認められないしさ。

と、、、医者の話になると。
また蛆虫の皆様がクレームのコメントを付けるので、このくらいにしておいて。

要するに
休む方も大変だけど
休まれる方はもっと大変なんだから
そっちの方をもう少し考えてくれないかなと思う訳だな。

もしくは、子供を産み育てるというのが、将来の国への投資(人口が維持できないと納税する人が減って国が亡ぶw)とするなら。
子供を沢山育てるほど恒久的に税が免除減免されるとか。

なんか、、、別の方法がないのかなぁって。
(私の大好きな、世帯人数で所得を割った後に税をかけるフランス方式みたいな)
あ。。。
この流れで行くと
育休による最大の被害者
子供を産まない、結婚しないキャリアの女性が。。。
全く救われないことになるかぁ。
う〜ん。。。

まぁ、。
なんだ。。。
一人育休中に一人スタッフが体調不良で休み、一人が子供の病気で休んだときに、、、現場の看護スタッフの疲労度といえばw。
半端ないのを別部署とはいえ、管理職の目線から見ていると
なんとかしてあげられないものかなぁとも思うので。

なんとかなりません、国の偉い人。。。